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彫りたい文字を決めよう |
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篆刻とは本来、中国の「篆書体」という字体で表現するものです。
しかし、字の形もさることながら、字でなくても彫る図柄の選択は自由です。好きな図柄に挑戦してみてください。
日本でも書道に「行書」とか「草書」とかあるように、「篆書体」にはいくつもの種類があります。
基本的な書体は、「小篆」「大篆」といわれるものです。
<松浦先生>
「篆書体」を知りたい場合は、それぞれの本が出ていますが、最初は図書館でコピーしたものなどで十分です。
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まず、石の刻面をならそう |
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最初は、耐水ペーパーの#800を使って、石の字を彫る面を平らに磨き、最後に#1500で仕上げます。
<松浦先生>
この時、耐水ペーパーを鏡などの上に置いて、円を描くように磨くと平らに磨けます。 |
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平らになった刻面に色をつけよう |
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平らに磨いて白っぽくなっている面を、赤のマーカーで塗ってしまいます。
<松浦先生>
塗り残しがないよう、しっかり塗ってください。 |
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彫りたい字を刻面に写そう |
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刻面には、字を裏側から見た反転文字を彫らなければなりません。
反転文字を刻面に写し取る方法は、トレーシングペーパーなどの透ける紙に書いた正文字を裏返して、自分の目で、その反転文字を刻面に黒マジックで写し取ります。
枠を付けたい時は、最初に枠を黒マジックで石に直接書きます。 |
<松浦先生>
写し取る方法は他にも転写スプレーやマニキュアの除光液を使う方法などいくつかありますが、目で写すこの方法が一番手軽で面白い作品ができると思います。 |
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彫っていきましょう |
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彫り方は「朱文」と「白文」があります。
この段階で刻面は赤の地色と黒の文字色に分かれています。
「朱文」の場合は赤の部分を「白文」の場合は黒の部分を彫っていきます。
最初は全体をまんべんなく、軽く印刀で削るような感覚で彫っていき、徐々に深く彫っていきます。
失敗したときは、STEP-1の過程に戻ってペーパーで傷が見えなくなるまで磨くと、やり直せます。
<松浦先生>
いきなり一部分を深く彫ってしまうと、他の場所で失敗したときに、修正できなくなってしまいます。
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彫り具合を確かめよう |
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なんとなくできたかなと思ったら、一度「印泥」を使って柔らかい紙に押してみてください。押してみると以外に深く彫れていなかったり、彫り忘れている部分があったりするものです。
不足している部分を再度彫っていきます。
彫っている過程で、鏡に刻面を写して見て、正文字を確認する方法もあります。 |
<松浦先生>
最後の仕上げとして、刻面のまわりの角を落としたり、枠に何箇所か切れ目を入れたりすると、ずっと昔から使い続けている印のような味わいを出すことができます。 |
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押印作品を保存しよう |
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| 今回作った作品は、ご自分でお使いになるものでしょうか。それとも、お友達に差し上げるものでしょうか。作った印の押印を印譜帳や印箋に押して保存しておくと、それもまた楽しみの一つになっていきます。石そのものがご自分の手元から離れていっても、作品として残すことができます。 |
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